2025.10.01
ジムに通い始めたとき、目の前に並ぶ器具やマシンを見て「どれを使えばいいの?」「正しい使い方がわからない」と戸惑う方は少なくありません。
この記事では、ジムにある基本的な器具の種類と一般的な使い方を整理し、初心者でも安心して利用できるように解説します。
目次
ジムにある器具は、大きく分けて 「有酸素運動マシン」 と 「筋力トレーニングマシン」 の2種類があります。
それぞれの特徴を理解することで、自分の目的に合った器具を選びやすくなります。
有酸素運動マシンは、天候に左右されずに屋内で運動できるため、継続しやすいというメリットがあります。筋トレマシンは、動作がガイドされているため初心者でも狙った部位を鍛えやすく、バーベルやダンベルに比べて安全に始めやすい特徴があります。
初めてジムを利用する方は、どのマシンから使えば良いのか迷いやすいものです。ここでは、初心者でも取り入れやすいマシン選びのポイントを紹介します。
胸・背中・太ももなどの大きな筋肉を使うマシンから始めるのがおすすめです。
これらの筋肉は体の中でも大きな部位であり、使うエネルギーが多いため、効率的に全身を使った運動になりやすいとされています。
初心者の方には、動作の軌道が固定されているマシン(チェストプレス、レッグプレスなど)が取り組みやすいです。
軌道がガイドされるため、正しいフォームを保ちやすく、ケガの予防にもつながります。まずはシンプルな動作のマシンで慣れていくと安心です。
目的を意識してマシンを選ぶことで、無理なく継続しやすくなります。
有酸素運動マシンは、心肺機能の維持・向上やエネルギー消費に役立つとされています。ここでは、ジムでよく見かける代表的なマシンの一つである「トレッドミル(ランニングマシン)」と「バイク」、「クロストレーナー」の使い方を紹介します。
トレッドミルは、天候に左右されずに屋内でウォーキングやランニングができるマシンです。速度や傾斜を調整できるため、運動不足解消から持久力向上まで幅広い目的で利用されています。
使用前の準備
開始方法
運動中のポイント
終了時
バイクは自転車型の有酸素運動マシンで、室内で天候に左右されず持久系トレーニングを行えるのが特徴です。ランニングと比べて膝や足首への衝撃が少ないため、継続しやすい運動の一つとされています。
サドルの高さ調整
姿勢の取り方
運動方法の目安
クロストレーナー(エリプティカル)は、腕と足を同時に動かす有酸素運動マシンです。上半身と下半身を一緒に使うため、全身運動になりやすいのが特徴です。
クロストレーナーの特徴
使い方のポイント
筋力トレーニングマシンは、動作の軌道がガイドされているため、初心者でも比較的取り組みやすい器具です。ここでは代表的なマシンを紹介します。
レッグプレスは、太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス)、お尻(大臀筋)、ふくらはぎといった下半身の大きな筋肉をまとめて使えるマシンです。スクワットに似た動作ですが、マシンのサポートによって姿勢が安定しやすく、初心者でも安心して取り組みやすいのが特徴です。
基本的な使い方
レッグエクステンションは、太ももの前側(大腿四頭筋)を主に使うマシンです。下半身の中でも大きな筋肉をピンポイントで動かせるため、初心者が脚のトレーニングに慣れる際にも取り入れやすい器具の一つです。
使い方のポイント
レッグカールは、太ももの裏側(ハムストリングス)を主に使うマシンです。歩行や走行の動作にも関わる筋肉を動かせるため、下半身トレーニングの一つとして取り入れやすい器具です。
使い方のポイント
チェストプレスは、胸の筋肉(大胸筋)を主に使い、肩の前側(三角筋前部)や腕の後ろ(上腕三頭筋)も一緒に動かすマシンです。上半身を押す動作のトレーニングとして代表的な器具で、初心者でもフォームを安定させやすいのが特徴です。
基本のフォーム
ラットプルダウンは、背中の広い範囲にある筋肉(広背筋)を主に使い、肩や腕の筋肉も一緒に動かすマシンです。上から引く動作を通じて、背中を中心に上半身全体をバランスよく使うことができます。
使い方のポイント
ショルダープレスは、肩の筋肉(三角筋)を主に使い、腕の後ろ側(上腕三頭筋)もあわせて動かすマシンです。上に押し上げる動作を行うため、肩回りを中心に上半身の安定性を高めるトレーニングとして取り入れられます。
使い方のポイント
息を吸いながらゆっくりと元の位置に戻す(反動を使わず、動きをコントロールすることが大切です)
マシントレーニングを続けるにあたっては、負荷の調整やフォームの確認など、基本的なポイントを押さえることが大切です。以下の点を意識することで、より安全にトレーニングを継続しやすくなります。
トレーニングの目的に応じて、扱う重さや回数を調整することが推奨されています。
筋トレは 2~3セット を目安に行うのが一般的です。
セット間の休憩は 1~2分程度 が目安です。
マシンは軌道が固定されているため、初心者でも比較的フォームを維持しやすいという利点があります。ただし、油断すると動作が雑になりやすいので注意が必要です。
ジムは多くの人が利用する共有スペースです。みんなが快適にトレーニングできるよう、以下の基本的なマナーを意識しましょう。
多くのジムでは、各マシンの近くにタオルや除菌スプレーが備えられています。
マシンを使い終わったら、自分のタオルで汗を拭き取り、必要に応じて除菌スプレーを使用しましょう。次に使う人への配慮として欠かせない習慣です。
混雑時は特に、同じマシンを利用したい人が多くいます。独占しないことがジムでの基本マナーです。
注意したいポイント:
マシンを利用する人によって設定は異なります。使い終わったら元の位置に戻すことが、次の人のための配慮になります。
具体的には:
これからジムで運動を始める方には、無理のない頻度で全身をバランスよく動かすことが大切です。ここでは、週2回のプログラム例を紹介します。
月曜日(上半身中心)
木曜日(下半身中心)
初心者は「もっと重い負荷をかければ効果が出る」と考えがちですが、これは誤解です。無理に負荷を上げすぎると、体への過度なストレスや怪我の原因になりかねません。
避けたいポイント:
ジムに通い始めたばかりの方は、マシンの使い方に迷うこともあるでしょう。そんなときは一人で抱え込まず、次の方法を活用してみてください。
スタッフがいる時間帯に「このマシンの使い方を教えてください」「◯◯を動かしたいのですが、どのマシンが良いですか?」と具体的に質問してみましょう。一番安心なのはスタッフに聞くことです。
相談するときのポイント
また、多くのマシンには、基本的な使い方や注意点が図解やシールで貼られています。マシンに付属する説明を活用する手もあります。
これらを確認してから使うのも安心です。
A. 初心者の方は、週2~3回から始めるのが一般的に推奨されています。筋肉はトレーニング後に休むことで回復し、強さを維持・向上しやすくなります。毎日行う必要はなく、休養もトレーニングの一部と考えましょう。
A. どちらにもメリットがあります。マシンは動作が安定しやすく、初心者がフォームを身につけやすい点が利点です。慣れてきたら、フリーウェイトも組み合わせて幅広いトレーニングに挑戦していくのもよいでしょう。
A. 一般的には「大きな筋肉から小さな筋肉へ」という順番で行うのが効率的とされています。
例:
ただし、体調や目的、ジムの混雑具合等に応じて柔軟に調整して構いません。
ジムのトレーニング器具は、正しく使えば初心者でも安心して取り組める便利なツールです。大切なのは、無理をせず自分のペースで継続することです。わからないことがあれば、遠慮なくスタッフに相談しましょう。
体づくりは短期間で大きく変化するものではありません。焦らず、楽しみながら少しずつ継続していくことが、健康的なライフスタイルへの第一歩となります。
※トレーニングや食事管理の効果には個人差があります。本記事は医療行為や医療上の効果を保証するものではありません。
ジムの基本
2025.10.01
ジムの基本
2025.10.01
ジムの基本
トレーニング方法
2025.10.01
ジムの基本
2025.10.01
ジムの基本
2025.09.30
ジムの基本
トレーニング方法
2025.09.30
ー 無料体験実施中 ー
※無理な勧誘は一切ございません