
ライザップ・プログラムのモニター被験者からランダムに抽出された50名の体重や体脂肪率、体重あたりの基礎代謝量の2ヵ月間における変化を統計データから分析すると、順調に体重・体脂肪率が減少しながら体重あたりの基礎代謝量がアップしていることがわかります(グラフ1~3)。
基礎代謝量は、体重や筋肉量、年齢、性別、活動量などが大きく関係します。体重が重い人ほど基礎代謝量は高く、「体重を減らす=基礎代謝が低下する」ということになり、運動を伴わない食事制限のみの減量は、体重の減少に伴って筋肉量と基礎代謝量も減少してしまい、その結果太りやすい体質になってしまいます(図1)。
減量後も体型を維持していくための「リバウンドしにくい・太りにくいカラダ」を手に入れるには、基礎代謝量を維持・向上させながら減量することが重要で(図2)、トレーニングによって筋肉量を維持するダイエット・プログラムは、とても理にかなっています。